初めてのテント泊用ザックとして選んだのが
Pa’lante Desert Pack
(パランテ デザートパック)
軽量でシンプルなデザインで、日帰り登山・
テント泊・旅行にも使える万能さが魅力。
ULハイカーにも人気のパランテですが、
販売店も少なく、高価なギアだからこそ、
ネット購入のハードルも高め。
私自身、小柄な女性でも快適に使える理由を、
使用感とともにご紹介します。
パランテが気になっている方の
参考になれば嬉しいです。
お気に入りポイント
スッキリミニマムな見た目

外付けできない、ポケットの中身が見えない、
スッキリ見えるところが気に入っています。

見た目が好きで購入しましたが、体にもフィットしました!
太くて柔らかいショルダーベルト


幅7.5cmのショルダーベルトは、ふわふわ。
柔らかくて表面はメッシュ素材。
荷物を7kg程度にしていることもありますが、
肩に食い込んだり痛くなることはありません。
ボトルホルダー

超滝汗族の私は、水分摂取も頻繁なので
ショルダー部分にボトルホルダーは必須。
ザックのサイドから後ろ手に取るのは大変!
サコッシュ類を付けるのも苦手なので、
片方に携帯やリップを入れたり便利です。

口をギュッと絞ることができるので、
小物を入れても安心です。

後付けでボトルホルダーを2つ購入すると金額も高いですよね。ザックとの相性もあり、付けてみたら外れやすいなどもあります。
スペック
| 素材 | 本体:210d uhmwpe グリッドストップ ポケット:ダイニーマメッシュ |
| 重量 | S:544g、M:564g |
| 容量 | S : 37L、M : 43L |
| 背面長 | 17” (約43cm), 19” (約48cm) |
私が持っているグリーンカラーの素材は、
210D UHMWPE
ウルトラ・ハイ・モジュラス・ポリエチレン グリッドストップ
非常に強くて軽量な素材です。
耐久性
非常に高い引張強度と、ナイロンや
ポリエステルよりも優れた耐摩耗性を持ち、
過酷な環境でも耐久性が高いです。
軽量性
非常に軽量で、アウトドアギアに最適。
重さを抑えながら、高い強度があります。
防水性
湿気に強い特性を持っています。
雨や湿気の多い環境でも使用しやすい素材。

背中は汗をかくと染み込みます。小雨程度であれば気になりません。
グリッドストップ
細かい格子状のパターンを施したデザイン。
破れや裂けにくく、強度が増します。
もし破損しても、裂けが広がりにくいです。
UV耐性
紫外線に強く、日光による劣化を抑えます。
本体
入り口上部&内側

ロールトップで荷物の量により
ザックの大きさを調整できます。
スナップボタンがカラフルなのも
見るたびにテンションが上がるポイント。

内側はポケットも何もないシンプルな一気室。
背面側に、座布団シートやエアマットを
入れると背負い心地が良くなります。
フロントポケット

ダイニーマメッシュのポケットは丈夫。
ペグを入れるポケットがある程丈夫な生地で、
中のごちゃごちゃが見えないのも嬉しいです。
外付けができない分大きなポケットがあり、
すぐに必要なものはここに入れておきます。
サイドポケット

たっぷり容量があるサイドポケットは
550mlのペットボトル2本余裕で入ります。
スカスカの場合は絞ることもできます。
スカスカで歩いていると、
かがんだ時に落ちてしまうので注意です。
ボトムポケット

ボトムにもダイニーマメッシュのポケット。
歩きながら取り出すのに便利です。
雨の時は、ダイニーマの敷物を入れておくと、
ザックを下ろす前に出して広げやすいです。

私はアメちゃんをたくさん入れてます。

ボトムポケットの反対側は小さな入口のみ。
ここからゴミを入れると奥に溜まり、
大きい入り口から物を出し入れする時に
ゴミが一緒に出てしまうのを防げます。

これが地味に活躍するんです!ものを取り出す時に一緒にポロッと落ちてしまうゴミに歩きながらだと気づかないので、山にゴミを落とすのは絶対に避けたいポイント。
ウエストベルト

普段使わない時はサイドに収納できます。
荷物が多い時や下山の時は、
付けるとブレがなくなるので重要です。
チェストベルト

高さの調節ができるようになっています。
バスト上だと苦しいので鎖骨下にしてますが
やはり苦しいのであまり付けません。
ただ、下山するときは付けるとブレないです。
日帰り、テント泊登山、普通の旅行まで使える

37Lの容量で背面パッドもないULザックなので、
荷物が少ない時はトップをクルクルすれば
小さいザックになります。
外付けできないミニマムシルエットなので、
普段着で背負っていても違和感なしです。
普通の旅行もザックひとつで行くことが多いので活躍しています。

Pa’lanteはside bagもスカートも愛用しています!
ザック選びで大切なポイント
背面長が自分に合っているか
ザックが体に合っていないと、
肩や腰に負担がかかりやすくなります。
背面長が自分の体に合っているかは
最優先でチェックしましょう。
小柄な女性は特に注意が必要です。
背面長が長すぎるとバランスが崩れやすく
疲れが倍増します。
容量と用途のバランス
日帰りは20〜30L、
テント泊は40〜50Lが一般的です。
「何に使うか」「何を入れるか」を考えて
容量を決めるのがポイントです。
UL(ウルトラライト)スタイルの場合は、
小さなザックでテント泊をする方も多く、
ギアも軽量・コンパクトなものを選びます。
背負い心地と安定感
荷物を入れた状態で実際に背負って
歩いたときの感覚がとても大切。
肩・腰に無理な力がかからず、
バランスよく荷重が分散されているか確認しましょう。
試着が可能であればぜひ!
ポケットやアクセスのしやすさ
サイドポケット、水筒の取り出しやすさ、
トップやフロントアクセスの使い勝手など、
実際の使用シーンをイメージしてチェック。

私は滝汗でよく水分を取るので、
ショルダーにボトルホルダーが必須。
軽さと耐久性のバランス
軽量であることは行動を楽にしますが、
素材の丈夫さも重要です。
自分の使い方に合った耐久性を選びましょう。
デザインや見た目の好み
見た目が好きかどうかも、
長く愛用するうえでは意外と大事なポイント。
使いたくなるデザインは、山へのモチベーションにつながります。
まとめ
Pa’lante Desert Packは、
UL志向のテント泊装備に最適なザックです。
軽量性と収納力のバランスに優れ、
ミニマルながらも十分な機能を備えています。
日帰りからテント泊、旅行用としても
活用できる汎用性の高さが魅力です。
背面長やフィット感も良好で、
小柄な私でも快適に背負える設計は、
男女問わず幅広い方にフィットするはずです。
UL装備へのステップアップを考えている方や、
1つのザックで複数用途に対応したい方、
ミニマルな見た目が好きな方におすすめできるモデルです。



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